酵母の仲間

酵母は大まかに言うと、微生物の仲間なのですが、その微生物の中でも、カビやキノコと同じ種類の仲間なのです。
カビの仲間というのは、わりと想像がつくと思います。
カビの力を借りて、様々な発酵食品やお酒などがつくられている事は知っていると思いますが、キノコの仲間というのはあまり知られていませんし、想像がつかないのではないでしょうか。
実はカビが地中で成長して有機物を分解する際に、植物のような硬い細胞で形成されている植物などを分解する時に、より強い分解力が必要になるのですが、その時にできるのがキノコなのです。
いわばキノコは植物の花や実と同じで、子実体と呼ばれています。


酵母の分類

酵母は大きく分けると微生物に分類され、更に小さなグループに分けると菌類に分類され、菌類はカビやキノコ、酵母の事を言います。
酵母は生物の中では分解者という仲間にも分類されていますが、植物が二酸化炭素などを吸収して、実や花、木や草といった有機物を作り出しますので生産者と呼ばれており、人間を含む動物が、植物が作り出した有機物を消費しますので、消費者と呼ばれています。
しかしそれだけでは、世界中に有機物が溢れ返ってしまいますので、それらを元の無機物に戻さなくてはいけないのですが、有機物を無機物に戻す働きをしているのが分解者である酵母なのです。


自然界での酵母

酵母は自然界にも多く存在していて、決して肉眼では見えないほどの小さい微生物なのです。
その小ささは花粉よりも小さく、どのような隙間でも通り抜ける事ができます。
その酵母を人間が利用して、発酵食品などを作り出しているのですが、酵母には大きく2種類に分類され、食品の発行に利用されているのが出芽酵母で、主にお酒やパンなどを製造する時に、人間が作り出して利用しています。
もう一方が主に研究に使われていて、分裂酵母と呼ばれている種類の酵母を利用し、その生態や働きなどをより詳しく知る為に日夜研究されているのです。